食の豆知識

カロリー高いんじゃない? 肉まんの意外な素顔に迫る。

Written by 言祝(kotoho)

ダイエット中です。肉まんなんてもってのほかですよね?

いかにもカロリー高そうですが…。

寒い季節の定番メニューといえばおでんと、そして中華まんですよね。

筆者はどちらかといえばおでんよりも中華まん、特に肉まんをよく食べます。食べるときに「敷き紙」をはがしますが、あれが一種の儀式のようで、面倒だけど好きなんですよね。

でも肉まんって、、

カロリーかなり高そうです。

なにせ「肉」ですから。蒸してあるので、たとえばカレーパンのように油っぽくはないけれど、そこそこボリュームもあることだし、ダイエット中なら、絶対にに食べてはいけない物の筆頭なのではないでしょうか?



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実は意外と低カロリー

肉まんを食べたら、肉まんみたいな体型になりそうな気がしますが、調べてみると

意外と低カロリーです。

コンビニで売っている普通の大きさの肉まんがおおよそ200Kcal前後。焼きそばパンとか、たまごロールといった総菜パンは低カロリーを売りにしているものでも、350~400Kcalですから、比較してみると肉まんは意外とヘルシーだということが分かりますよね。

だからといって、いくつも食べたら体型に影響が出てしまうかもしれませんが、食べ方によってはダイエット中でもOKだったりするのです。

間食として食べるのであれば、ヨーグルトや野菜ジュースなどと一緒に摂取すれば、バランスも良いです。

食事の代わりとしては、2個ぐらいまでならカロリーオーバーにはならないでしょう。この場合もサラダなどの野菜と組み合わせればベター。

最近は肉まん以外にも様々な具材を包んだ中華まんが発売されています。例えばピザまん。これらも基本的には200kcal前後ですから、肉まん以外でも基本的な食べ方さえおさえておけば大丈夫です。

ただしいくらカロリーが低いからといっても、3個、4個など大量に食べてしまうと、当然カロリーオーバーになってしまうのでご注意ください。また、夜の遅い時間に食べるのも禁物ですよ。

実は結構ホラーな、肉まんの起源

○○の代用だった?!

さて肉まんが意外にヘルシーであることが判明したところで、次にその「起源」について調べていきたいと思います。

諸説あるのですが、その中でも有名な一説があります。

三国志時代の中国が舞台。

諸葛孔明が率いる軍勢が荒れ狂う河に行く手を阻まれてしまいました。まあ、たぶん台風などによる災害だったのでしょうが、当時の人々にとって自然災害は「神の怒り」でした。このような場合は生贄をささげて「神の怒りを鎮める」のが当たり前だったのです。

しかし孔明はこれを善しとしませんでした。そこで小麦粉を練ってつくった皮で、羊や牛の肉を包み、これを蒸して「生贄の代わり」を作って、河に投げ込みました。すると不思議なことに河は正常な状態に戻り、軍勢はふたたび進軍を続けることができたということです。

そうです、

「肉まんのルーツは、人間の頭の代用品だった」のです。

最初は「あんまん」が主流だった。

肉まんも含めた「中華まん」が日本にやってきたのは、1341年頃、宋から伝わったといわれています。当時は肉を食べる習慣が一般的ではなかったため、あんまんが主流だったそうです。

肉まんが一般的になったのは、明治時代に入ってから、横浜中華街を中心に広がっていったという説が有力です。

昭和に入ると店頭に設置したスチーマーで温めて販売するスタイルが定着し、現在に至ります。

肉まんって突然無性に食べたくなったりしますよね。繰り返しますが、食べすぎには気を付けてくださいね。

まさケロンのひとこと

肉まんって2個も食べればそこそこ満足できるし、ダイエット中にお肉食べたいな~なんてときは肉まん一択な気がしてきた。

masakeron-love


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筆者情報

言祝(kotoho)

映画オタク。日課は読書。最近は料理にハマっています。座右の銘は「好奇心を失ったら、そこで終わり」