アウェイク手術って聞かれたことありますか?
手術患者さんに全身麻酔をかけないで、患者さんの意識があるまま行う手術なんです。
意識があるからと言ってもちろん痛みはありませんよ!
ちゃんと局所麻酔しています。
アウェイク手術とは
もうその名の通り患者さんの意識があるまま行う手術のことです。
局所麻酔のみで行うので、全身麻酔を使えない患者さんでも手術することができるのです。
更に全身麻酔を使わないので手術したその日からご飯が食べれたり、体力も早く回復してくれます。
また、ご年配の方に多い手術後の認知症の進行も防ぐことができるそうです。
よく全身麻酔は身体の負担が大きいと聞きますので、負担が少ない部分麻酔でできるならいいですよね。
ただこの手術は卓越した技術を持った医師が行うので、限られた施設のみでしかまだできないそうです。
今後この手術がどんどん広がっていって、多くのお医者さんができるようになってくれるといいですね。
全身麻酔とアウェイク手術の違い
全身麻酔は中枢神経に薬物を作用させることで、全身の意識や感覚を失わせることです。
中枢神経に作用しているので、痛みはなく、筋肉も弛緩し有害反射も起きません。
上記のアウェイク手術との大きな違いは、意識があるかないかの違いです。
意識がないので患者さん本人が異常を訴えることができないので、麻酔科の先生が常にモニターをチェックして、異常がないか確認しています。
使う薬物も患者さんによって使って良い悪いなどがあるので、麻酔科の先生がチャックして最適なものを使ってくださっているようです。
ちなみにこの全身麻酔を初めて行ったと記録に残っているのは、日本人の華岡青洲で、通仙散という麻酔薬を使って、乳癌の手術を全身麻酔を使っておこないました。
医療が日々進化しています。
もし病気になってしまったときも、お医者さんだけに頼らず、自分でもどんな病気か調べどんな治療方があるのかを調べるといいかもしれませんね。
世の中知らないということで、余計な恐怖を持ってしまうこともありますし。
もちろん病気にかからないのが一番ですので、無理をしすぎず、暴飲暴食を避けよく眠る
健康的な生活を心がけて病気そのものを撃退していきましょう!
万が一病気になったときも我慢しないで、少しでもおかしいなと思った病院へ行ってください。
早期発見で自分への負担も少なくなりますしね。
全身麻酔は怖いよぉ~
あの意識が無くなる感じが・・・
局所麻酔やったら、その日にも退院出来る場合もあるから楽やで!