値上げ相次ぐ。消費税率改定の余波か
先日、郵便局に手紙を出しに行ったところ、チラシを渡されました。
というタイトルのチラシです。
はがきが現行の50円から52円に、定形郵便が80円から82円に変わるという内容でした。
なんでいきなり値上げなのかすぐにはピンときませんでしたが。
そういえば4月1日から、消費税が8%に変わるんですね。その影響を受けての値上げ。
もちろん消費税率改定のことはニュースで知っていましたが、まだ先の話なのであまり実感がわいていないというのが正直なところでした。
そういえば2013年の冷蔵庫やエアコンなど俗にいう「白物家電」の国内出荷額が前年比4%増の2兆2893億円となり過去10年間で最高の記録を打ち出したという報道を見ました。
いうまでもなく消費税が上る前に購入してしまおうという一般消費者の心理を反映した結果です。
あ、だからといって家電を買おうという気にはなりませんが、いままでのんびりかまえていた筆者にとっても消費税が8パーセントにあがるということが真実味を帯びてきました。
たばこも値上げか。JTが値上げを総務省に申請
ここにきてさらに値上げのニュースが飛び込んできました。
日本たばこ産業が総務省に紙巻たばこの値上げを申請したというのです。
もちろん消費税率改定に足並みをそろえた形です。10~20円の値上げとのこと。
主力商品であるメビウス(旧マイルドセブン)は現行の410円から20円アップの430円を予定しているそうです。
メビウスといえば筆者が吸っているタバコです。
ほぼ1日1箱吸ってしまう筆者にとってはこの値上げはかなりの打撃。
単純計算で20円×30日。
600円の追加出費となります。
でも吸っちゃうんだろうな。
禁煙はできないだろうな……
消費税率改正の背景
消費税率改正が公に発表されたのが2013年3月
その目的として社会保障の安定財源の確保
が謳われています。
簡単にいえば、このままでは後期高齢者保険に代表される社会保障に使うお金が確保できないから消費税を上げるね、という意味。
是非はともかく、今後更に加速する一方の高齢者社会を支えるためにはどうしても必要なことなのでしょう。
これは社会の一員として頑張るしかありませんね。
今はどんなに若くてもだれでも歳は取ります。
おじいちゃん、おばあちゃんになっていくのですから、お互い様というわけです。
さて世界各国の消費税率を調べました。
平均して15~20%
日本のように一桁台の国は数えるほどしかありません。
日本はいままで消費税が極端に低い国だったことを知って驚きました。
いわゆる先進国は低い国でも10パーセント、高いところでは20パーセントを超えているところもあります。
これでは5パーセントから8パーセントに上がることについては文句はいえませんね。
まあ、頑張って消費税を払いますから、しっかりと社会保障を整備してほしいものです。
喫煙者には、ホンマに辛い世の中になるなぁ~
これを期に、禁煙したらどうや?