フィギュアなどがそのまま入れられる
筒型容器で商品の可能性広がる
バンダイは3月31日より新型のカプセル販売機
ガシャポンカン
の順次導入を発表しました。
おなじみの球体カプセルから筒型の容器に変更されています。
容器を缶型に変えることによりこれまではバラバラの状態で販売されていたフィギュアなどがそのまま販売することができたり、カードなども折り曲げずに梱包することができるようになりました。
この改良によりこれまでガシャポンでは販売できなかった商品を扱うことが出来るようになり、ファンからは期待の声が高まっているようです。
第一弾はトッキュウジャー
記念すべき第一弾は、現在放送中のヒーロー戦隊モノの「烈車戦隊トッキュウジャー」に登場する列車型マシン
トッキュウレッシャー
に決定しました。
缶型の容器にふさわしい商品ですね。
増税後の生き残り策?
今回の「ガシャポンカン」導入に関して専門家は消費税増税のための対策ではないかと考えています。
現在のガシャポンは1回200円(ガシャポンカンは1回400円)から。
その販売形態から百円硬貨の使用を前提としていることはお分かりいただけるかと思います。
そのため値上げがしにくいというデメリットがありました。
たとえば220円に値上げしたくても、販売機は百円硬貨にしか対応していないため、値上げのためには新しい販売機を作らなければなりません。
これはコストが掛かります。
それならばもっとクオリティの高い商品を高めの値段設定で売ってはどうか、そのためには現在の球体カプセルでは限界がある、そこで登場したのが「ガシャポンカン」だというのです。
もちろんこれは憶測なので定かではありませんが、可能性はあると思います。
増税という、企業にとっては頭の痛い問題にうまく対処した好例といえるでしょう。
思えばガチャガチャは隠れたロングセラー
子供のころ、ガチャガチャに夢中になった
ガシャポンはバンダイの登録商標だそうです。
一般的にはガチャガチャとかガチャポンと呼ばれています。
正式名称は
カプセル自動販売機
筆者は昭和40年代生まれですが、小学生の頃にガチャガチャに夢中になった思い出があります。
当時は1回20円
安いと思われるかもしれませんが、小学生にとっては結構いい値段でした。
駄菓子屋の前にガチャガチャが置いてあってよく買ったものです。
今のようにクオリティの高いものではなくて、子供だましみたいな商品がラインナップされていました。
思いつく限りを書いてみると、
- スパイ望遠鏡
- スーパーカー消しゴム(有名なキン肉マン消しゴムはこの後の世代です)
- スライム(大さじ一杯ぐらいのスライムがカプセルの中に入っていました)
- 嘘発見器
などです。
なんでも透けて見えるという「スパイ望遠鏡」が欲しくて何度もチャレンジしましたが出てくるのはスーパーボールばかり。
そのうちに商品が入れ替わってしまい、結局「スパイ望遠鏡」は手に入りませんでした。
いつまでも変わらぬスタイル
子供の頃に夢中になったガチャガチャが進化したというニュースは筆者にとって大変うれしいニュースでした。
近所に設置されたら、試しに買ってみたいと思います。
お金を入れてハンドルを回す。
何が出てくるかわからない期待と不安が入り混じった気分が味わえるのは今も昔も変わりませんよね。
ガシャポンって小さい頃ようやったわぁ~
それが進化して新しくでるってちょっとわくわくするな!