7月生まれ 占星術・星座占い

7月生まれの星占い/星座を作ったのは誰?なぜギリシャ神話?

Written by すずき大和

「星占い」の運勢チェックが大好きな人に贈る、星占いと星座のウンチクです。

西洋占星術の“○○座生まれの人の性格占い”というのは、大雑把にいうと、その星座とつながる惑星等の影響と、星座誕生の伝説によって決まっています。

惑星とのつながりや、影響されるエレメント(古代の四大元素)は、誰がどう決めたのか定かではありません。が、12の太陽星座を含め、北半球で見える星座は、2.世紀頃、ギリシャの天文学者「プトレマイオス(トレミー)」が定めた48の星座が現在まで引き継がれてきたものです。

「トレミーの48星座」

は、古代ローマ帝国の拡大と共にヨーロッパに広まっていった星座の集大成です。



スポンサーリンク

7月生まれのあなたは何座?

勇者に退治された蟹とライオン

7月は、

  • 1日から22日までの生まれの人が「かに座生まれ」
  • 23日から31日までの生まれの人が「獅子座生まれ」

になります。

かにも獅子も、ギリシャ神話に出て来る化け物です。

かにはウミヘビの化け物に加勢して戦った化け蟹

獅子は人間を襲っていた不死身の猛獣

どちらも、勇者ヘラクレスに退治されてしまった後、星座になりました。

ギリシャの神々は、性に貪欲かつおおらかでした。他の神や妖精、人間などと多く愛を交わし、子供もたくさん生まれました。

人と神の間に生まれた半神半人の中で、最も勇敢で強く、多くのエピソードを残しているのが、オリンポスの王神ゼウスが人間の女性に産ませた

「ヘラクレス」

です。彼は、ギリシャ神話きっての勇者といってもいいでしょう。

7月生まれの性格占い

1,かに座の人の性格

ゼウスの正妻ヘラは、夫の浮気でできたヘラクレスを嫌っていました。ヘラクレスがうみへびの化け物を退治に行くと、ヘラは密かにうみへびの友の化け蟹を加勢に遣わしました。が、所詮“蟹”ですから、一瞬でヘラクレスに踏みつぶされ、圧死します。

この化け蟹の話から、かに座生まれの性格は、

“愛する者のためなら、後先考えずに身を挺してしまう、「母性」を根底に持つ”

といわれています。

かに座を支配するのは、“月”であることも、受け身の生き方を性分としやすいです。

かに座の人は、家族や仲間と幸せに暮らすことが人生の最重関心事です。周囲への気遣いや包容力は人一倍ある人です。感受性が強く、他者に同情しやすい一方、情に流されやすく、理論的判断は苦手です。

2,獅子座の人の性格

ネメアの森の人喰いライオンは、鉄よりも硬い皮膚の怪物でした。矢ではまったく歯がたちません。怪力のヘラクレスは素手でライオンを押さえつけ、三日三晩首を絞め続けて、とうとう不死身といわれた怪物を退治します。

獅子座を支配するのが“太陽”であることもあり、星座になってからのライオンは、王の象徴のように扱われています。獅子座生まれの人は、

“生まれながらにして王様の気質を持っている”

とされています。

獅子座の人は誰よりも溢れ出る自信と野心に満ち、目立ちたがりです。つい注目を集める言動をしてしまいますが、根底には

  • 「人の為になりたい」
  • 「人を守るために尽力したい」

という心があるので、正義に反する行為は嫌います。弱者への慈悲も深く、他人を蹴落とすような争いもしません。頼られて、それに応えるために頑張る自分が好きなタイプです。

慕われる強いリーダーになれますが、他人の話をあまり聞かないため、自己中心的な人に見られてトラブルを起こすこともあります。

星座はどうしてギリシャ神話とセットなのか?

西洋の歴史とギリシャ神話

西洋はキリスト教文化のイメージが強いですが、キリスト教が社会の基盤のようになったのは、4世紀以降の中世です。

西洋の古代社会は、地中海沿岸に起こった文明が発展して生まれたローマ帝国が、勢力を広げ、ヨーロッパ全土を治めていました。ローマの信仰は、古代ギリシャ文明の神話が元になっています。

ギリシャ神話の神は、絶対的な力を持っていますが、キリスト教のように唯一絶対の神が人間の正しい生き方を導いているわけではありません。多くの神々自身が人間味溢れる個性を持って、互いに関わり合う群像劇が描かれています。

神々の愛憎劇から見えてくるのは、自然や社会の中での困難や矛盾、人の感情や運命と向き合う術です。

価値観の違いを包容していくギリシャ神話の世界観は、禁欲的で生き方を規範化するキリスト教文化に比べ、だいぶ大らかで緩やかな多様性認可社会です。共和制と、同化を強いない侵出で、勢力を広げたローマ帝国の文化の基盤とも重なります。

星座とギリシャ神話

古代地中海世界では、自然科学や数学、哲学等の基礎が既に出来上がっていましたが、そこにもギリシャ神話の影響が色濃く反映されています。天文学は、中でも最も影響を受けています。

トレミーの48星座は、約5000年前のメソポタミアの羊飼いたちが、星を結んで動物や英雄の姿に見立てたのが始まりでした。多くが古代ギリシャに伝わり、詩人たちが個々の星座のモチーフに神話や伝説を重ねた物語を作って語りました。そして、現在にもつながる星座とその物語が確定していったのです。

今では、信仰はすっかりキリスト教に取って代わられましたが、ギリシャ神話は今も多くの人に愛され、語り継がれています。そして星占い好きの多くの人たちの運命をしっかり司ってくれているのです。

まさケロンのひとこと

ギリシャ神話ってなんだかワクワクするんだよね。このワクワク感って大事だと思うんだ。

masakeron-love


スポンサーリンク
Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+

あなたにオススメの記事

筆者情報

すずき大和

調べもの大好き、文章書くことも人に説明することも好きなので、どんな仕事についても、気付くと情報のコーディネイトをする立場の仕事が回ってきました。好奇心とおせっかい心と、元来の細かい所が気になると追求してしまう性格をフルに発揮して、いろいろなジャンルのコラムを書いています。