あきらかに自分より食べているし運動もしているように見えないのに自分より痩せていて羨ましい方って周りにいらっしゃいませんか?
そんな方はもしかしたらDNAに秘密があったかもしれないんです。
DNAとは
デオキシリボ核酸(deoxyribonuleic acid)
の略で核酸の一種になります。
遺伝情報の継承や発現をになっている高分子生体物質です。
太ることに関係がある遺伝子とは?
同じようなことをしていても太る人太らない人がいる原因の1つとして考えられているのが
肥満関連遺伝子
です。
その名の通り肥満に関連している遺伝子ですね。
日本人に多く関係がある肥満関連遺伝子は10種類ほどあります。
その中で3つほどご紹介すると
β3アドレナリン受容体遺伝子
日本人の約35%が所持している遺伝子。
基礎代謝が少し低くなる。糖質が代謝しにくい。
アンカップリングプロテイン遺伝子
日本人の約25%が所持している遺伝子。
脂肪が代謝しにくい。
β2アドレナリン受容体遺伝子
日本人の約15%が所持している遺伝子。
筋肉をつけにくい。1回太ると痩せにくい。
などなど
どうやったら肥満関連遺伝子を持っているかわかるの?
専用のキットがだいたい5,000円代後半くらいから売られているので、そちらを使って調べてみるのが1番簡単だと思われます。
自宅で指示通りに検体を採取してそれを送るだけで、約8種類の型で教えてくれます。
それぞれの型にあった食事法や運動なども合わせて教えてくれるので、ダイエットの参考にもなりそうです。
キットは売っている会社によって値段や教えてくれることなど、少しずつ違いますのでご自分にあわれたところから購入されてください。
肥満関連遺伝子を持っていたら痩せられないの?
そんなことはありません。
肥満関連遺伝子はそれぞれ何々しにくいというだけで、できないわけではありません。
肥満になる原因は
- 遺伝子が3割
- 生活習慣が7割
と言われているように、生活習慣の見直しでほとんどの方がダイエットに成功します!
私が子供の頃は遺伝子やDNAと言えば、検査方法はあったものの敷居が高く誰でもできるものではないというイメージが強かったです。
しかし今では、キットを使って簡単な検査なら手軽にできる時代になったんですね。
肥満関連遺伝子だけでなく、アルコール代謝関連遺伝子の検査なども一緒にできるところもあるようです。
日々科学の進歩を感じます。
人それぞれ、その人にあったダイエット法ってのがあるんやで。
その方法で痩せれば、体への負担も少なくてすむし、リバウンドも極力抑えることが出来るんや!