甘酒というと、皆さんは何を思い浮かべますか?
「冬の飲み物」
「子どもの頃に、お母さんやおばあちゃんが作ってくれた物」
「やっぱり桃の節句に欠かせない物でしょ」
などなど、そんな感じのイメージが並ぶ人が多いのではないでしょうか。
でも、そんな甘酒のイメージも、これを読んだら変わっちゃうかも。
甘酒の本性を暴きます
甘酒にはどんな栄養素が入っているの?
甘酒が本当に必要なのは、実は大人になってからなのです。
では、甘酒にはどんな栄養素が含まれているのでしょう。
- 食物繊維
- オリゴ糖
- 必須アミノ酸
- クエン酸
- コウジ酸
- ビタミンB群
更には点滴にも含まれている身体のエネルギー源である、ブドウ糖など。
素晴らしい顔ぶれです。
甘酒の効能が知りたい
これらの効能は・・・
- 整腸作用
- 貧血予防
- 夏バテ予防
- 肥満予防
- 疲労回復
- 美白・美肌効果
甘酒は間違いなく、女性に嬉しい効果があるのが分かります。
整腸作用がある=便秘になりにくい=美肌効果・ダイエット効果
これだけでも有り難いお話。
疲労回復や貧血予防も、血行や肌荒れに深く関係している訳だから、美容には欠かせないこと。
まさに女の子の節句の飲み物であることに納得。
えっ!?甘酒を塗るの?
そういえば・・・
甘酒は米麹や酒粕などから作られている物。
日本酒、醤油、味噌などを作っている人の手を見たことがあるでしょうか。
乳白色でツヤがあってツルツルしている・・・まさに理想の手。
それを思い出すと、甘酒にも美白・美肌効果があることに納得出来ます。
そしてビタミンB群。
これが「保湿力」を高めてくれる効果を発揮してくれます。
美白に美肌に保湿が揃うなら、もうスキンケアに怖いものナシですね。
甘酒を塗ってみよう
甘酒は、直接塗っても効果があります。
でも顔などのデリケートな場所には、化粧水に少し混ぜたりして使いましょう。
手や足には直接塗っても構いません。
但し、最初は少しずつ試し塗りして下さい。
万が一、お肌に異状が出た時は、すぐにやめて皮膚科を受診しましょう。
飲むのは「1日に200ml」が適量。
塗るのも「少量でOK」です。
糖尿病には、どうなの?
米麹VS酒粕
甘酒というと、
そんなイメージが強いですよね。
甘酒は「米麹(こめこうじ)」から作られている物と、「酒粕(さけかす)」から作られている物があります。
米麹から作られている方の甘酒は、砂糖や果糖の甘みではなく、実は米麹由来の甘みなのです。
もう一つの酒粕から作られている方の甘酒は、砂糖の甘み。
砂糖が結構入っちゃっているのです。
こんな説もあるのです
それなら米麹の甘酒を飲めばいいってことになりますよね。
でも、ちょっと待って。実は酒粕ってすごいのです。
糖の吸収を抑える物質を持っている上に、タンパク質の分解吸収を促す物質も持っているので、「糖尿病に良い」という説もあるのです。
悪くはないけど・・・
また甘酒の成分であるビタミンB群には、余分な糖分の排泄もしてくれるので、糖尿病の予防効果になるのです。
更には整腸作用があるし、肥満防止にもお役立ち。
少なくとも甘酒は、糖尿病に悪いという物ではなさそうだけど、糖尿病の人はもちろん、予備軍といわれている人も、お医者さんと相談してから飲むようにして下さいね。
1日に200mlの甘酒を飲んで、ぴちぴちのお肌でいよう!
(糖尿病の人は医師と相談してね!)