なぜ、足は臭くなるのか?
納豆
筆者、足が臭いです。(食事中の方、大変失礼しました)
特に夏場は帰宅して靴下を脱ぐと、なんともいえないニオイがして、自分でも呆れることがあります。
家族と一緒に食事をしていた時のこと。
と言われました。もうお分かりですね。筆者の足から立ち込めるニオイが原因です。
調べてみてわかったことなのですが、足のニオイの原因は「汗」ではないそうです。
足は体のなかでも特にたくさん汗をかく部位なのだそうですが、この汗は、ほぼ無臭だとのこと。
原因は
「垢」
です。
足の裏の皮膚は剥がれやすいという特性があります。
剥がれた皮膚が溜まると「垢」になります。
「垢」は雑菌を繁殖させ、その雑菌が汗や垢を分解するときに分泌する
「イソ吉草酸(いそきっそうさん)」
という物質がニオイの原因だったのです。
ちなみのこの「イソ吉草酸」、納豆にも含まれているそうですよ。だから、筆者の家族は納豆と間違えたんですね。
足のニオイを消す方法
重曹を使う
では、足のニオイを消す方法をいくつか紹介します。
まず重曹を使う方法がお勧めです。入手がし易いし値段も手頃だからです。
方法は簡単。
- 洗面器にお湯をはり、小さじ一杯程度の重曹を入れて、良く混ぜる。
- その中に足を漬ける。足湯のようなイメージ。
- ゴシゴシと洗う必要はなし。ニオイの程度にもよるが15~30分前後漬けておく。
これを入浴後などに毎日行うとかなり効果があるそうです。
また、重曹は
「靴のニオイの除去」
にも使うことができます。
古くなった靴下やストッキングなどに1/2カップ程度の重曹を入れ、一晩靴の中に入れておくと、翌朝には臭いが軽減されるるそうです。湿気も取れますよ。
10円玉を使う
10円玉は
「銅」
で出来ています。銅には殺菌効果があります。
靴の中に10円玉を数枚入れておくだけで、ニオイのもとである雑菌がかなり減り、結果消臭効果も期待できるそうです。
にわかには信じられませんが、かなり効果があります。
比較的新しめの10円玉が適しているそうですよ。
新聞紙を使う
新聞紙を丸めて、靴に詰めておきます。
「新聞紙は湿気を吸ってくれるうえ、インクに消臭効果がある」
とのこと。
筆者は雨で靴の中が濡れてしまったときに、よく新聞紙を詰めて乾かしていました。
いま思うと確かに靴の中のニオイも軽減されていたような気がします。
五本指ソックスを使う
ニオイを消す方法とはちょっと違いますが、予防策として
五本指ソックス
が良いそうです。
通常の靴下では足の指同士がくっついてしまい、汗や垢が溜まりやすい状況をつくってしまいますが、指一本一本を覆う五本指ソックスなら汗も垢もたまりにくく、ニオイ防止になります。
五本指ソックスも愛用者が増えてきたおかげで、おしゃれなデザインのものも見かけるようになりました。ぜひ試してみてください。
なるほど、「生活切り詰めたくて納豆も買えない」なんてときは、くっさい足のにおいをおかずにごはんを食べればススムかも・・・、いや、やっぱり綺麗な足でいたいね。