皆さん体の脂肪率は健康なラインをキープできていますか??
男性のぽっこりとしたお腹が象徴となっている、中性脂肪が多いのは意外なリスクが潜んでいます。
太りぎみな人は健康じゃないイメージがありますが、実際にどのような病気のリスクが潜んでいるかわからないですよね??
今回はそんな中性脂肪に潜んでいるリスクと、中性脂肪対策のお話です。
中性脂肪ってどんなもの??
中性脂肪とは
中性脂肪とは、人間の体にある脂肪分を指します。
全てではないですが、ほとんどが中性脂肪で、この脂肪分は人間の活動のエネルギーとして消費されています。
ではたくさん蓄えるような行動をしたほうがいいのではないかというと、そうではありません。エネルギーとして使用されなかったものが、蓄えられていくのです。
太っていく人は、自分の活動エネルギーに必要な分より多く摂取してしまっているのです。何事も多過ぎず、少な過ぎずがベストですね。
どうやって検査するのか
社会人の方であれば、会社の年に何回かある健康診断で検査してもらったりできます。
個人的に検査を受けたい人は、「内科」に行くと検査してもらえます。
空腹時の検査が1番正確な数値が出るようなので、検査を受ける時間から逆算して、食事の制限をしていくのがいいと思います。
中性脂肪がもたらすリスクとは
動脈硬化からの発展
中性脂肪の数値が高くなると、「動脈硬化」が起こります。
これはLDLコレステロールという物質が、中性脂肪値とともに増えてしまい、動脈硬化を引き起こすからです。
これが発展していくと「心筋梗塞」や「脳梗塞」など、命を落としてしまう病気に発展することもあります。
太りすぎで不健康だけど、とりあえず病気にかかってないからいいやと思っていても、こういった病気は急に発症するものです。常に自分の体と向き合っていきましょう。
肝機能の低下
中性脂肪が増えることで、肝臓にも脂肪がついてしまうことがあります。
これを「脂肪肝」といいます。肝臓にがっつり脂肪がついてしまうことで、肝臓本来の働きができなくなってしまいます。
太り過ぎて行動が鈍るのは、肝臓も同じということです。
これがひどくなると、「肝臓癌」などのリスクが高まってしまいます。
中性脂肪が肝臓に影響を与えるのは意外かもしれませんが、太ることで肝臓にも負担がかかっています。
中性脂肪値が高いのに、アルコールが大好きな人は肝臓への負荷がかなりかかっている状態です。お酒を楽しむなら、ぜひ健康な中性脂肪値を手に入れてからにしましょう。
簡単にできる中性脂肪対策とは
不健康なのはわかっていても、実際に中性脂肪をどうやって減らすのかがわからなければ、行動に移すことはできません。
ここでは明日からできる中性脂肪対策を紹介したいと思います。
お菓子を食べない
簡単に取り入れることができるのは、スナック菓子やチョコレートを食べないようにすることです。
お菓子は食事と違って、食べなくてもいいものです。しかし慢性的にお菓子を食べている人にとっては、即禁止は辛いものがあるかもしれません。
そんな時は徐々に減らすようにしましょう。
初めは1日おきに、そのうち週末だけにしていき、最終的に食べないようにするなどの方法がおすすめ。
日本らしい食事をする
日本食というのは、非常にバランスが取れているのが特徴です。
ハンバーガーをお昼に食べるのと、焼き魚定食のどちらが健康かは一目瞭然ですよね。
日本食の代表格の
- 納豆
- 豆腐
- そば
などは中性脂肪を減らす働きをしてくれるものです。
日本食を意識して食べることで、中性脂肪が減り、健康的な体を作ることができます。
炭水化物を抜いてみる
意識して炭水化物を抜くことで、中性脂肪を落とすことができます。
炭水化物はお米や麺類などが該当します。
しかし僕たちの日常には炭水化物が溢れていますので、全く摂らないのは無理があります。1日の中で、1食分だけお米を抜いてみたりするのがおすすめです。
健康な体になりつつも、制限されているお米を食べる時の美味しさや嬉しさも割り増しになり、食事も楽しくなります。
怠けていると、すぐに病気になりますよ
いかがでしたでしょうか。中性脂肪値が高いのは良くないとわかっていても、なんだかんだ対策もせずに過ごしている人が多いと思います。それは街に出れば明らかに感じることです。
しかし、中性脂肪の対策は簡単にできるものが多いですし、不健康状態を続けるのはかなりのリスクがあります。
自身の体をいたわるのもそうですが、自分のパートナーや家族、友人にも健康でいて欲しいですよね。そんな大切な人に少しアドバイスをしてあげてください。
たかが中性脂肪と思わず、しっかりと対策し、長く健康でいましょう。
ご覧頂きまして、ありがとうございました。
ほんのちょっとのことで数年後が変わってくるんだよね。
まさケロンもちょっと頑張ってみようかな!