三城公園のミッキーマウス
ミッキーは人気者
中国河南省洛陽市にある三城公園にはミッキーマウスがいます。
ミッキーはディズニーランドにしかいないのでは、なんて野暮なことは言わないでください。
とにかくミッキーがいるのです。
赤いベストに黒の燕尾服をまといシルクハットをかぶった中国のミッキーは大人気。
来園者は手を振ったり、子供たちは抱きついてきます。
15元(約250円)で一緒に記念写真も撮れるそうです。
中の人は75歳のおばあちゃん
この中国のミッキーの中に入っている人の写真が公開されました。
なんと75歳のおばあちゃんだったのです。
彼女の名前は楊志巧(よう・しこう)さん。
75歳という高齢とは思えない笑顔です。
でも、楊さんはなぜミッキーの中に入っているのでしょうか?
息子のため
生活保護で生活
楊さんは現在息子と二人暮らしをしています。
18年前に離婚しそれ以来収入はありませんでした。
日本でいえば生活保護をうけて暮らしていたそうです。
ミッキーを演じるのは息子のため
と語る楊さん。
息子の結婚費用を稼ぎたいという気持ちもあったそうです。
頭部の重さは2キロ
とはいえ、ぬいぐるみの中に入る仕事は体力的にはかなりキツイはず。
聞けば頭部だけでも重さは2キロはあるといいます。
ちなみに筆者も学生のころぬいぐるみのアルバイトをしたことがありますが想像以上に辛かったです。
それでも楊さんは来園者を楽しませるために頑張っています。
そんな楊さんの姿にネット上では感動したというコメントが続々と寄せられているそうです。
おばあちゃんミッキーは有名人
実は三城公園のミッキーが75歳のおばあちゃんであることは中国では有名な話だそうです。
来園者の中には
と声をかけてくる人もいるそうです。
彼女のことをミッキーおばあちゃんと呼ぶ子供もいるとか。
さすがにこの年齢では一日中ミッキーでいるのは過酷なので、ときどきミッキーを止めて公園の門付近でおもちゃを売ることもあるそうですよ。
75歳になってまで息子のために働くってなんてええお母さんなんや・・・
涙が止まらんわぁ~